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<公企評>
琵琶湖市民バスツアー
水の大切さと公的管理の重要性訴え

「とよなか水物語」を熱心に聞き入る豊中市から参加の小学生たち

「とよなか水物語」を熱心に聞き入る豊中市から参加の小学生たち

 府本部では、毎年8月1日から7日までを自治労水週間と位置づけ、公営企業評議会を中心にさまざまな取り組みを展開しています。今年は、7月26日に大阪市内淀屋橋駅周辺で水週間をPRするビラをポケットティッシュに折り込んで配り、水の大切さを市民に訴えました。また8月2日には、35回目となる「琵琶湖市民バスツアー」を開催し、府内各自治体から多くの小学生を含む200人の市民が参加しました。

 ツアーの目的は、参加者に「水循環保全」と「健全な水循環」の意味を知ってもらい、水を守る大切さを意識してもらうことです。各自治体から出発した参加者は、浄水場、下水処理場、琵琶湖博物館を見学し、ツアーの目的である水の大切さを再認識するとともに、「近畿の水がめ」である琵琶湖周辺の環境問題などにも関心を深める良い機会となりました。

 集合場所となった昼食会場では、松本府本部公企評議長が「水道法改正」についてふれ、水は大切な資源であり、公の責任で今後も供給するべきであると強く訴えました。また大田府本部副委員長は、大阪北部地震など災害時に自治体が果たす役割や、労働組合の役割などをアピールしました。