2009年12月22日、寝屋川市立田井小学校で、行事食を通じて食の大切さを伝えるためクリスマスの行事食に取り組まれました。この取り組みは、田井小学校の給食室のスタッフ全員が、給食に季節感を取り入れるため協力して前日から作業するという大掛かりな取り組みです。
前日の業務終了後から、田井小学校の給食室は、窓に暗幕を張って光を遮り、1000個にもおよぶ電飾で飾られます。
調理員さんによると「クリスマスイブの夜をイメージして飾る」そうで、22日当日は、クリスマスにちなんだBGMと合わせてとても幻想的でした。
クリスマスの行事食当日には、全調理員さんがサンタクロースに扮し、給食を取りに来た子どもたちを出迎えて給食を手渡します。
給食当番の子どもたちは、給食室に入ると「うわあ」と歓声に湧き上がり、目をキラキラさせながら満面の笑顔を見せてくれました。

子どもたちに、一緒に給食をおいしく食べてもらいたい
田井小学校では、代替食ではなく、アレルギー除去食に取り組まれています。 お話を聞かせてくれた栄養士の先生は「みんなに、おいしく一緒に(同じものを)食べてもらいたいから」と話してくださいました。
代替食では、クラスで1人だけ違う献立の給食を食べなければならないので、田井小学校給食室のスタッフは、真摯な姿勢を崩さずアレルギー除去食にこだわっておられます。
この他にも、例えばお箸の長さ。寝屋川市ではお箸の長さが18cmと20cmの2種類があります。通常は、どちらか一方だけ使いますが、それでは1年生の子どもが長く使いにくいお箸を使わなければならなかったり、6年生の子どもが短く使いにくいお箸を使わなければならなかったりします。そのため、田井小学校では、18cmと20cmの両方のお箸を使っています。お茶碗も磁器の器が使われていました。
栄養士の先生は、こうした取り組みは備品の管理も洗うのも大変になりますが、うちの(田井小学校の)調理員さんたちは、さまざまなことに積極的に取り組んでくれる。『(子どもたちのために)やりましょう』と言ってくれるから、うれしい」とも話してくれました。
最後に、寝屋川市立田井小学校給食室のスタッフの思いを掲載したいと思います。
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「食」の楽しさ、大切さを伝えたい
朝食を食べないで学校に来て、給食が唯一バランスのいい食事という子どもが増えています。
また、家でも1人で食べる「孤食」、家族と一緒でも内容がバラバラな「個食」が大半を占めるのが現状で、外に出ればすぐにコンビニなどで昼夜を問わず食べ物を買うことができるようにもなりました。
このように、食生活を取り巻く社会環境が大きく変わってきているなか、子どもたちが将来に渡って健康な生活を送ることができるように、栄養や食事の正しい知識、自己管理能力を身につけられる指導が必要になっています。
私たち田井小学校給食室は、これからも各行事にちなんだ取り組みで、子どもたちに「食」の楽しさ、「食」の大切さを身近に感じてもらいたい、伝えたいと思っています。また行事食を通じて、子どもたちから学ぶことも多くあります。
この取り組みが、今後の食育の一環となるよう、これからもがんばって行きたいと思っています。
田井小学校給食室一同
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