自治労大阪府本部女性ネットワークは5月25日、エル・おおさかにて「5・25政策実現フェス」を開きました。「みんなで防災について考えよう」をテーマとし、自治労組織内議員である岸まきこ参議院議員も参加しました。
YouTubeでライブ配信された「リアルタイムQ&A」コーナーでは、会場参加者やオンライン視聴者からの質問に対し、岸まきこ議員がリアルタイムで回答。学童保育や給食調理など、現場の意見が防災計画やマニュアルに十分反映されていないのではという問いかけなど、多岐にわたる質問が寄せられました。
岸まきこ議員は「最近では防災を議論する場に女性やさまざまな立場の人が参画するようになってきているが、一人ですべてをカバーするのは困難。複数人が意見を出し合える場が必要だ」と経験を交えて回答。「防災の基本は現場にある。国は全体方針の策定と財源確保が重要な役割だが、能登の事例を見ても現状の対策は不十分。今後も国政の場で災害対策の充実を訴えていく」と、力強く決意を語りました。
このほか、岸まきこ議員による国政報告や、女性ネットメンバーによる寸劇「期日前投票に行こう」なども行われ、会場は大いに盛り上がりを見せました。イベントには会場で86人、YouTubeで135人が参加しました。
また、会場内では防災に関する多彩なブースも展開。段ボールベッドの体験コーナーや、災害時に必要なグッズを詰めて作る「防災ボトル」のワークショップ、百円ショップで購入できる防災グッズの展示などが行われました。
さらに、「避難生活の中で、子どもたちに少しでも楽しい時間を提供したい」との趣旨で、退職者会が手品を教えるブースも出展。岸まきこ議員も参加者とともに手品に挑戦すると、会場は一層のにぎわいを見せました。