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枚方市共闘
非常勤裁判 勝訴の報告集会開催

更新日:2010年11月5日

 2010年10月27日夜、枚方市共闘労働組合は大阪地裁判決を覆し、組合側の主張が全面的に認められた枚方市非常勤職員の一時金・退職手当など特別報酬の支給を巡る大阪高裁控訴審判決で、原告側が上告せず勝訴判決が確定したことを受け、枚方市内で報告集会を開き、多数の組合員が参加しました。

報告集会では、逆転勝訴判決についての詳細な説明があり、多くの人が参加した

報告集会では、逆転勝訴判決についての詳細な説明があり、多くの人が参加した

 大阪地裁判決では「本件非常勤職員は、その勤務実態から常勤の職員に該当し各種手当ての支給を受けることは可能」との画期的な判断が下されましたが、特別報酬の支給については「条例で特別報酬の支給基準を定めているものの、詳細を規則に委ねており、条例にもとづく支給を定めた地方自治法に違反している」と判決されました。しかし、大阪高裁控訴審では「枚方市は給与条例で報酬や特別報酬の基本事項を定め、具体的な額を決定するための細則を規則に委ねているに過ぎないから、給与条例主義に反せず適法」との判決が下され、これが確定しました。

 枚方市共闘は「本当に感慨深い。これを大きな契機として非正規職員の処遇改善・均等待遇にむけて取り組みを進めたい」としています。

報告集会には、自治労大阪の亀元信吾書記長と高橋英津子副委員長らも駆けつけ、あいさつした

報告集会には、自治労大阪の亀元信吾書記長と
高橋英津子副委員長らも駆けつけ、あいさつした