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ビルマ(ミャンマー)・サイクロンと中国・四川大地震 緊急救援カンパへご協力ください

 自治労大阪府本部と自治労共済大阪府支部は、ビルマ(ミャンマー)・サイクロンと中国・四川大地震の被災者に対する緊急救援カンパの取り組みを行っています。
 集まったカンパは、この間、自治労大阪府本部が行ってきた国際協力活動で現地との橋わたし役を担って頂いたSVA(社団法人シャンティ国際ボランティア会※1))と、GEN(認定NPO法人緑の地球ネットワーク※2)を通じて、確実に被災者支援に役立てます。
  • お問い合わせ:自治労大阪府本部 電話 06-6242-2233
  • 住所:〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋3-9-27 PLP会館1F
  • チラシ:ダウンロード(PD F540K)

 みなさんのご協力をお願いいたします。


1口200円のカンパ にご協力をお願いします

 本年(2008年)5月2日、3日にかけて、ビルマ(ミャンマー)のヤンゴンを中心に大型サイクロンが襲来し、5月11日の国連推計によると死者10万人以上、未だ22万人の方が行方不明と発表されています。また5月12日に発生した「阪神・淡路大震災」の20倍から30倍の規模とされている大地震が中国・四川省を襲い、中国政府発表によると5月20日現在で死者4万人以上、負傷者は24万7千人、行方不明者は3万人以上を数え、最終的な死者は7万人を超えるとされています。

 この瞬間にも被災地では人々が路頭に迷っています。中国・四川省ではマグニチュード5から7の余震が続き「ダム」や川が土砂でせき止められてできた「地震湖」決壊の危険性が高まっており、ビルマ(ミャンマー)では強風や濁流によって家を失った190万を超える人々が十分な水や食糧もなく、衛生環境が悪化していくなかで、医薬品が足りず、感染症や伝染病の蔓延が危惧されています。

 私たち自治労大阪府本部(以下 府本部)と自治労共済大阪府支部(以下 府支部)は、この間、ビルマ(ミャンマー)難民支援と中国黄土高原の緑化事業の取り組みをSVA(社団法人シャンティ国際ボランティア会)、GEN(認定NPO法人緑の地球ネットワーク)を通じて「顔」と「顔」の見える国際協力活動として行ってきました。今回の2大災害の救援活動として、府本部と共済府支部はこの2つの団体と連携し、緊急救援力ンパ活動を行い、集まったカンパは、これらの団体を通じて確実に被災者に役立てていく取り組みを展開します。とくにビルマ(ミャンマー)は軍事政権のもと、マスコミ等で報道されているとおり、救援物資が十分に被災地へ届いていない現状がありますが、SVAがこれまでの難民キャンプの取り組みを活かして、現地の多くのNGOと連携し、政府の支援が届かない人々を対象に被災地内で緊急救援物資を直接配布することを計画しています。

 どうか取り組みの趣旨をご理解いただき、1口200円のビルマ(ミャンマー)・サイクロン災害と中国・四川大地震の緊急救援力ンパの取り組みを心からお願い申し上げます。

自治労大阪府本部執行委員長、自治労共済大阪府支部支部長

 蜂谷 紀代美

 

(※1) SVAとは
 SVA(社団法人シャンティ国際ボランティア会)は、カンボジア難民キャンプで、子どもたちに絵本を配る活動を1980年に始めました。
 今では、タイ国内の都市スラムや農山村、ラオスやカンボジア、ビルマ(ミャンマー)難民キャンプ、そしてアフガニスタンでも活動が展開されています。SVAは、アジアの子どもたちへの教育・文化支援を通じて、地球上のあらゆる人々が、お互いの違いを尊重しあい「共に学び、共に生きる」シャンティ(平和)な社会の実現にむけて活動されています。
ホームページ:http://www.sva.or.jp/
(※2) GENとは
 GEN(認定NPO法人緑の地球ネットワーク)は、「地球環境のための国境を越えた民衆の協力」をスローガンに生まれたNGOです。設立趣意書にかわる「GEN(緑の地球ネットワーク)結成アピール」は、その目的と活動についてつぎのようにのべています。「緑の地球ネットワークが求めるのは、自立した諸個人の多様な結びつきです。いま環境のためになにをなすべきか、一人ひとりがその気になればできることはたくさんあります。まずは自発的に行動し、お互いに尊重しあい、信頼の原則のもとに新しい広がりをつくりだしましょう。」GENは現在、中国山西省大同市の黄土高原で緑化協力を行っています。
ホームページ:http://homepage3.nifty.com/gentree/