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更新日:2014年7月14日

先生とおったら楽しいわ
子ども達との向き合い方を再確認

学童保育職員に多方面からエールを送っている伊丹教授

学童保育職員に多方面からエールを送っている
伊丹教授

 「あかんことしたらめっちゃ叱られるけど、先生とおったら何か笑らけてくる」と言われる存在でありたいと語る参加者。

 6月1日、学童部会は、PLP会館で、学童保育セミナーが開かれ、講師に伊丹昌一梅花女子大学教授を招き、「困っている子どもへの理解と支援、保護者との連携」を主題に講演が行われました。伊丹教授は、学童保育で働く支援者として多方面からアドバイスを送っています。

 学童保育職員は、放課後対応は子ども達にとって非常に大切であると理解していますが、社会的にも現実的にも軽く扱われ、保護者からは信頼されていないのではないかと日々悩んでいます。また、放課後は、子どもたちが一番疲れて帰ってくる時間であり、本来の特性を一番発揮する時間でもあります。そんな日々の業務のなかで、どのように接することが子どものためになるのか自問自答しているところが多くあります。伊丹教授の講演では「放課後の子どもたちと日々向き合っていることに心から尊敬する。また、この仕事に携わっていることに誇りを持ってほしい。保護者から信頼を得られないのならば、子どもと信頼関係を全力で築けばよい」と語りました。参加者からは「将来子どもたちがさまざまな困難にぶつかったとき、学童保育から注がれた愛がちょっとでも役立ったらいいなと願う」と笑顔で語られました。

参加者は、自分たちこそができることを全力で取り組めば結果はおのずと見えてくると再認識した

参加者は、自分たちこそができることを全力で取り組めば
結果はおのずと見えてくると再認識した

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